下痢止め

下痢は原因によって服用する薬を変えた方がいいです。

冷えや緊張による下痢を止めたい方 

冷えや緊張で突発的な下痢を起こしやすい方には、腸の過剰な動きを抑える「ロペラミド塩酸塩」や「ロートエキス」配合の下痢止めをおすすめします。通勤通学時にお腹が痛くなりやすい人にもおすすめです。

  食あたり、水あたりによる下痢を抑えたい方

食あたり・水あたりでは、腸の動きを止めてしまうと細菌やウイルスが腸内にとどまることになってしまいます。したがって、殺菌作用が期待できる「クレオソート」や「ベルベリン（ベルベリン塩化物水和物やタンニン酸ベルベリンなど）」を含む市販薬がおすすめです。

有害物質を吸着する作用を持つ「天然ケイ酸アルミニウム」配合のものも、効果が期待できます。

胃腸の働きも弱っており、下痢も止めたい方

もともと胃腸が弱い方におすすめの成分は、「ベルベリン」や「ゲンノショウコ」です。便の腐敗や異常な発酵を抑える効果も期待できるため、ガスのニオイが気になる場合やお腹の張りが気になる場合にもおすすめです。 

ゲンノショウコの含む赤玉です。昔から熱がなくて、お腹の調子が悪い場合などは赤玉を飲んでおけだ大丈夫とお医者さんも言っていたぐらいいい薬です。

下痢になりやすい体質を改善したい方

下痢になりやすい体質自体を改善したい場合には、「乳酸菌」配合の整腸剤や漢方薬の服用をおすすめします。下痢や腹痛によく使われる漢方薬は、「胃苓湯（いれいとう）」や「五苓散（ごれいさん）」などです。漢方薬は体質や、どこが弱っているかなどで選択する薬が変わりますので薬剤師、登録販売者の人に相談した方が無難かもしれませんね。